寒い季節は「おでん」が美味しいですよね。2016年に紀文が実施した20~40代の女性400名に聞いた「おでんに関する調査」では、ヘルシーだと思うお鍋料理・冬の定番料理の1位が「おでん」(64.0%)だったそうです。そんなおでんですが、近年は新感覚のものが出てきているのをご存知ですか?
■クリーミースープ系おでん
おでんは醤油ベースの味付けが定番ですが、最近ではクリーム系のスープで煮込むのがトレンドなんだとか。例えば、料理研究家の庭乃桃さんが一正蒲鉾のサイトで紹介していた「コーンクリームカレーおでん」。コーンクリーム缶とカレールウを使ったクリーミーなスープのおでんです。しかも、ニンジン、かぼちゃ、さつまいも、ブロッコリー、ヤングコーン、チーズサンドはんぺんなどをおでん種にした“洋風”おでんなんですよ。パーティーメニューにもなりそうですね。
■スイーツおでん
スイーツがおでんになっちゃったと聞くと、「?」と思いますが、実はおでんの形をしたケーキなんです。その名も「姫路おでんケーキ」。B-1グランプリに出品されたこともあるそうですよ。こんにゃくに見立てたのは古代米の米粉の三角ロール、玉子はチーズ風味のアマンドクィーン、ちくわは古代米の米粉のロールで、中には姫路・安富町特産の白小豆「白雪大納言」が使われているそう。しょうが醤油をつけていただくのが姫路流!というほど、おでんに馴染がある地域の面白おでんです。
いかがですか? たまには、ちょっと変わり種の「新感覚おでん」、ぜひ味わってみてくださいね。