「香川照之の昆虫すごいぜ!」(NHK Eテレ)で「昆虫は人類の先輩。学ぶことがたくさんある」と熱き昆虫愛を語っている香川照之。番組では「カマキリ先生(メス)」としてカマキリの着ぐるみに身を包んでいるが、とうとう昆虫モチーフをあしらった子ども服などを展開するアパレルブランド「Insect Collection(インセクトコレクション)」が始動。11月20日には東京国立科学博物館でお披露目会を開催。ブランド名は「昆虫採集」の意味で、この日は9種の昆虫がプリントや刺繍されたシャツやニットなどが紹介された。また、子どもとおそろいで着用できる大人サイズも展開。香川はカマキリが大きく刺繍されたセーターを着用し、モデルとしても活躍した。
今年8月、こうしたアパレル用品のインターネット通販や香川自身と交流するオンラインサロンなどの事業を手掛ける会社、イタリア語で「オレンジ」を意味する「ARANCIONE,Inc.(アランチヲネ)」を設立した香川。11月30日放送の「ぴったんこカン・カン」(TBS系)では、香川が小学校から高校までを過ごした暁星学園の27年先輩にあたる世界的ファッションデザイナー・菊池武夫のアトリエに足を運び、自身が立ち上げたばかりの「Insect Collection」をプレゼン。菊池から路面店を持たずにネット販売だけしているほうが賢い、必需品にいいデザインが入っていると喜ばれるなど、アパレル会社経営にかかわる貴重なアドバイスをもらう一幕もあった。
「ネット上では香川がアパレル会社を設立したことより、暁星学園から東京大学に進学したことを驚く声が多かったようです」(女性誌記者)
大手芸能事務所ホリプロの現社長は1年下、講談社の現社長はずっと年下など、暁星学園の縦のつながりをポロポロと漏らした香川。ちなみ予備校講師でタレントの林修は東大の同期。「Insect Collection」のアイテムはすでに売り切れ商品もあり「ダサかわいい」「お値段が良心的」とネット上ではおおむね好評。カマキリ先生の今後の飛躍に注目したい。