いまや年末の恒例行事となった「好きな女性アナウンサーランキング」が12月7日にORICON NEWSから発表された。15回目を迎えた今回は、前回女王の日本テレビ・水卜麻美アナが5年連続の1位により殿堂入りで対象外に。そして、NHKから「news zero」(日本テレビ系)のメインキャスターに転身した有働由美子アナが初の1位に輝いた。
「有働アナは週刊文春の『嫌いな女子アナランキング』でも上位にランクインするなど好き嫌いの分かれるタイプですが、やはりダントツの知名度で票を集めたようです。また今回の注目はテレビ朝日の弘中綾香アナ(2位)とTBSの宇垣美里アナ(9位)が初ランク入りを果たしたこと。男子受けの高い二人は女性票が期待できないと見られていましたが、弘中アナは仕切りの上手さが好感され、宇垣アナは心の闇を隠さない姿勢が女性の共感を得たようです」(テレビ誌のライター)
そうした初ランクインの陰で、ランク外に落ちた女子アナもいる。今回はNHKの桑子真帆アナ、フジテレビの山崎夕貴アナ、そしてフリーで元フジテレビの高橋真麻アナらの名前が消える結果となった。その3人が順位を落とした理由とは何なのか。女性誌のライターが指摘する。
「桑子アナは前々回が初登場5位でしたが、昨年は10位に落ち、今回はランク外に。その理由は昨年5月の結婚と、今年6月の離婚にあるはずです。女子アナを含めた芸能人の場合、よっぽどの理由がない限り、離婚はマイナスのイメージにつながるもの。そして結婚も、決してプラスとはなりません。男性視聴者にとっては女性としての魅力を失うことになり、女性視聴者からはやっかみの対象となるからです。それゆえ今年3月に芸人・おばたのお兄さんと結婚した山崎アナがランク落ちしたのも納得。そして高橋アナは2016年に会社員男性と交際宣言するも、未だ結婚には至っていない宙ぶらりんの状態が、視聴者には煮え切らない態度に映っているのではないでしょうか」
その理屈で言うと、水卜アナが殿堂入りを果たせたのは結婚の噂が出なかったからなのか。そうなると有働アナが次の殿堂入りを目指すためには、結婚をあきらめる必要があるのかもしれない。
(白根麻子)