年末年始は普段とは違う行動をしがちなため、事故や失敗が増えるといわれています。『東京くらしWEB』では、年末年始の生活に潜むヒヤリ・ハット例がいくつか紹介されており、主に高齢者を対象とされていますが、若い人や子どもも注意が必要かもしれません。気を付けたい点を、ぜひ確認しておきましょう。
■大掃除中のケガ
大掃除では、普段は放置している高所などの清掃をすることもあると思います。張り切って派手に体を動かすのはよいのですが、そんなときこそ要注意。足を滑らせる可能性もありますので、慎重さを忘れずに。
■暖房器具の火災事故
電気ストーブが布団に発火して、火事になるケースも。休暇中はつけっぱなしなことも多いですが、寝るときは消すようにしましょう。
■餅やみかんをのどに詰まらせる
侮れないのはこれ。窒息事故は、1月に急増するといわれています。餅を詰まらせる事故の9割が高齢者だそうですが、若い人や子どもでも注意したいところです。お茶や水を飲んで喉を湿らせてからお餅を食べる、あらかじめ小さく切るなどして、詰まらせない工夫をしましょう。
■交通事故
内閣府の「平成26年度交通事故の状況及び交通安全施策の現況」によると、月別交通事故発生状況では、交通事故発生件数、交通事故死者数ともに12月がピークになるのだとか。とくに、後半になると増えることが分かっているそうです。忙しいときこそ、安全運転を心がけたいものですね。
年末年始は楽しいことの連続ですが、思わぬ事故を招かないよう、いつもより気を引き締めて過ごすことも必要かもしれませんね。