女優の土屋太鳳が12月11日、バラエティ番組「ウチのガヤがすみません!」(日本テレビ系)にて、人気イケメン俳優の北村匠海と共演した。今回は映画「春待つ僕ら」の告知が目的で、同映画でダブル主演を務める二人は番組中でも息の合った様子を見せていたが、ここでちょっとした異変があったという。芸能記者が指摘する。
「番組内で土屋は、メイプル超合金・安藤なつとの手押し相撲に挑戦。日本女子体育大学で舞踊学を専攻するフィジカルを活かして健闘するも、最後は惜しくも押し出されていました。ここで台から後ろ向きに転落した土屋の腰に、北村が手を添えてサポート。北村のファンから悲鳴が上がるのは確実のシーンでしたが、意外にもSNSでは土屋に対する非難の声があまり聞かれなかったのです」
このシーンに対して北村のファンからは「さりげなく支えるなんて素敵!」「こういう気遣い、いいなあ」と北村の対応を称賛する声が続出。ただ以前であれば、土屋に対して「調子に乗ってんじゃない?」「支えてもらってお礼もないの!?」といったイチャモンがついていたはずだ。それが今回はむしろ、土屋と北村のアイコンタクトを羨む声まで聞こえてくるというのである。
「自然体で知られる土屋は男性芸能人に対しても気さくに接しており、共演俳優にも気軽にタッチしたり、時にはハグすら交わすなど、そのサバサバした態度は業界受けが抜群です。しかし女性からは『あざとすぎる』『ぶりっこ』といった批判が噴出しており、いわゆる『女に嫌われる女』となっていました。ところが最近、そのサバサバぶりが女性にも評価されるようになってきています」(前出・芸能記者)
そんな土屋に寄せられた批判は、羨ましさの裏返しでもある。とくに共演俳優とお互いに下の名前で呼び合う姿は、女性ファンの癇に障っていたのも無理はないだろう。ところが土屋のサバサバしたところがどうやらキャラではなく、ガチな性格であることが知られるにつれ、「太鳳ちゃんみたいになりたい!」という女性も増えてきたというのだ。
「たとえば今回の『ウチのガヤ』では、土屋のものまねを得意とする女芸人の丸山礼と初共演を果たし、本当にうれしそうな表情を見せていました。放送後には丸山のインスタグラムで記念撮影も公開しており、その対応も好感されています。また映画で共演している北村とは『TAOTAK』という音楽デュオを組んでおり、映画の主題歌も担当。映画のキャスト陣が参加するMVからは《仲間を大切に想う気持ち》がまっすぐに伝わってきます。そんな土屋の姿がもはや妬みを超え、『私も見習いたい、こうなりたい』というロールモデルになりつつあるのです。実際、現場では女優や女性スタッフからの受けもいいですし、そういった姿がようやく、画面の向こう側にいる視聴者にも届き始めたのかもしれません」(前出・芸能記者)
男性人気に加えて女性人気も獲得し始めた土屋。24歳の年女となる来年は、さらに飛躍の年となりそうだ。
(白根麻子)