冬の食卓に、こんな「健康鍋」はいかがでしょうか。骨を丈夫にするのに欠かせない「カルシウム」が豊富な牛乳・春菊・子大豆もやしに、カルシウムの吸収をよくするレモンの「クエン酸」、血液中にカルシウムを取り込むのを助ける「ビタミンD」が豊富な鮭や舞茸を盛り込みます。クリーミーなのにさっぱりした味わいで、子どもも大人も楽しめるこのレシピを、管理栄養士の柴田真希さんにうかがいました。
〈材料(2人分)〉
■スープ
水400cc/塩小さじ1/4/白だし大さじ1/ポッカレモン100大さじ2/牛乳400cc
■具材
鮭2切れ/子大豆もやし1袋/キャベツ1/8個(150g)/玉ねぎ1/2個(100g)/舞茸1/2袋(50g)/春菊1/4袋(50g)/にんじん1/5本(30g)/コーン50g
■その他
レモン1個(ポッカレモン100大さじ2)もしくは(レモン果汁大さじ2)/バター10~20g/粉チーズ大さじ2
〈作り方〉
1.鮭を4等分に切る
2.キャベツと春菊はざく切り、玉ねぎは1cm幅に、にんじんは輪切り(お好みで型にとる)、舞茸は手でほぐし、レモンは2~3mm厚の輪切りにする
3.鍋に牛乳を除くスープの材料と具材を入れ、蓋をして加熱する
4.全体が温まって食材に火が通ったら、牛乳とバターを加えて沸騰直前まで加熱し、粉チーズをパラパラとかけて火を止める
レモンは薄くスライスすると、具材として食べることが可能です。爽やかな酸味で、さっぱりとした味を楽しめますよ。子大豆もやしは緑豆もやしと違い、鍋で煮込んでもシャキシャキとした食感が残りやすく、歯ごたえを楽しむのにオススメです。
粉チーズをちらせば雪のよう。寒さ厳しい冬、家族で見た目も味も楽しめる「健康鍋」を囲んではいかがでしょうか。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)