大晦日のNHKの紅白歌合戦に、話題の“刀剣男士”が出場することが明らかになり、熱狂的なファンで知られる“刀剣女子”たちは狂喜乱舞しているという。12月16日、大型ライブ「真剣乱舞祭2018」が行われた千葉・幕張メッセで会見が行われた。
「刀剣男士とは、名のある刀剣が物に眠る想いや心を目覚めさせる力を持つ審神者(さにわ)によって戦士の姿になった“刀剣男士”を育成するゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』から生まれたキャラクター。2015年にミュージカルとなり、翌年には舞台化。さらにアニメ化され一大ブームを巻き起こしました。今までごく一部のマニアしか足を運ばなかった刀剣のイベントにも、近頃は刀を愛する“刀剣女子”が殺到しています」(女性誌記者)
紅白の晴れの舞台では、今までミュージカルやコンサートでも揃ったことがない人気の刀剣男士19振りが勢揃い。演出を手掛ける茅野イサム氏は、「僕らのことをご存じない全国の皆様に知ってもらえるチャンス。おそらく紅白を通して初めて“2.5次元”に触れる方も多いと思うので、一人でも多くの方に僕らへ興味を持ってもらえたら」と意気込みを語っている。さらにメンバーの一人、和泉守兼定役の有澤樟太郎は「ここで一句。紅白で狙うは最高視聴率」と早くも“最高視聴率宣言”が飛び出している。
「今年白組の司会を務める嵐の櫻井翔も、注目しているアーティストを聞かれると初出場する事務所の後輩・キンプリの名前と共に『刀剣男士のパフォーマンスが、どういうものを見せてもらえるのか』と興味津々の様子でした」(テレビ誌ライター)
そんな中、ランキングサイト「ランキングー!」が行った「紅白歌合戦に出陣して欲しい刀剣男士」の第1位に選ばれたのは、黒羽麻璃央が演じている三日月宗近。
「黒羽は、イケメンの登竜門ジュノン・スーパー・ボーイ・コンテスト」で準グランプリに輝き、2012年に人気のミュージカル「テニスの王子様」で俳優デビュー。その後も舞台を中心に活躍。他のメンバーも舞台やミュージカル、戦隊シリーズに出演してきた若手揃い。2019年1月18日には映画『映画刀剣乱舞』が公開されます。紅白と映画の効果で、刀剣男士は19年に大ブレイクする可能性がありますね」(スポーツ紙デスク)
テレビではあまり見ることのなかった刀剣男士が紅白歌合戦で、どんなパフォーマンス見せてくれるのか。今から楽しみだ。
(窪田史朗)