元貴乃花親方の花田光司氏と離婚し、テレビ業界への復帰が確実視されている元フジテレビアナの河野景子さん。しかし彼女の復帰に際して、当のテレビ局側が躊躇しはじめているとの噂があるようだ。
「フジテレビ退社から24年が経つとはいえ、現在でも『河野景子のことばのアカデミー』を主宰するなどアナウンス力の高さはお墨付き。そのため各テレビ局が情報番組への起用を前提に景子さんの獲得に動いていました。ところが離婚騒動を巡る報道で、彼女がとても“相撲部屋の女将さん”を名乗れるような仕事ぶりではないということが明るみに出るようになり、ブランド価値が暴落しているのです」(業界関係者)
相撲部屋の女将と言えば、部屋に住み込んで弟子たちと生活を共にし、母親同然の立場で若者たちを立派に育て上げるというのが一般的な認識だ。そんな女将だからこそ、子育て論などに耳を傾けたいという声も多いのだが、景子さんに関してはそうではなかったという。
「景子さんは自宅マンションから部屋に通勤する“通い女将”でした。それゆえ相撲関係者からは『あれではタレント女将だ』との陰口も少なくなかったのです。その一方で、旧態依然とした相撲部屋の改革を訴えることもあったようですが、女将の仕事をまっとうしたいなら、自分の会社で話し方アカデミーを運営する余裕などまったくないはず。それゆえ相撲関係者にしてみれば彼女は口が達者なだけで、自分の身を削ってまで弟子のために尽くすという意気込みが感じられなかったのです。最近は元所属力士が不祥事で角界から去る事件もありましたが、これにしても『元女将として景子さんにも責任の一端があるのでは』との責任論も漏れ伝わってきています」(スポーツライター)
景子さんが目論んでいた離婚後の算段は、徐々に崩れてはじめているのかもしれない。
(浦山信一)