元貴乃花親方の長男で靴職人の花田優一が12月21日、各テレビ局の情報番組に出まくった。前日には「週刊文春」が優一と母・河野景子さんの「異様な『母子密着』」を報じる特集記事を掲載。貴乃花による「長男は母親とくっついていて、なかなか連絡が取れない」との言葉も紹介するなど、いびつな母子関係が表面化したことで、各局が生出演をオファーした模様だ。
「その優一は17年6月に陣幕親方の長女と結婚するも、翌年8月には美女との深夜密会がスクープされ、12月13日にはブログで離婚を発表。これには陣幕親方も激怒していると報じられており、今回のテレビ出演でもそのへんを突っ込む質問が多かったのです。しかし優一はノラリクラリと話を逸らすばかり。その姿が父親の元貴乃花に似ていたのは驚きでした」(芸能記者)
たとえば「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)では宮根誠司から、陣幕親方のところに事情説明に行くのかと尋ねられるも、優一は「相手方家族の都合もあるのでお騒がせしないように対応しなければならないと自覚している」と返答。言葉は丁寧ながら、これでは何も語っていないも同然だ。そんな優一の話しぶりについて芸能記者が続ける。
「今回の生出演で気になったのは、優一の発する過剰な敬語です。『自分と結婚させていただいたお相手』や『対応させていただかなければならない』などと、すぐに“させていただく”を使う姿は元貴乃花にそっくり。週刊誌ではあれほど母子密着を報じられているのに、話し方に関しては疎遠になったはずの父親譲りとは、やはり血は争えないものだと変なところで感心しますね。息子を溺愛する母親にも問題はありそうですが、もとより父親の元貴乃花親方もその変人ぶりが知られていますし、やはり息子は父親に似てしまったのかもしれません」
景子さんはかつて、貴乃花が前頭~関脇だった当時は興味を持っていなかったものの、横綱昇進が決まったとたんに猛アプローチしたとも報じられている。その貴乃花親方が相撲協会を辞したいま、彼女の関心は父親そっくりの長男に注がれているのかもしれない。
(白根麻子)