「お米大好きなんだけど、食べ過ぎると太るよね~」と嘆いている方はいませんか? 実はちょっとした工夫をするだけで、大好きなお米でも太りにくくすることができるんです。キラリ!と目が輝いたあなたのために、太りにくくするご飯技をご紹介しましょう。
■米+スーパー大麦
「スーパー大麦(バーリーマックス)」は、一般の大麦に比べて2倍の総食物繊維量を含む非遺伝子組み換え大麦で、オーストラリアで開発されたスーパーフード。帝京平成大学の松井輝明さんによると、スーパー大麦は“第2の脳”と呼ばれる腸の奥で発酵して善玉菌のエサとなるため、「腸内環境を整えて便通などを整える効果」があるんだとか。また、この善玉菌が代謝産物として短鎖脂肪酸を作り出し、脂肪細胞に働くことから「脂肪の燃焼に関わる働き」もあるそう。
大麦自体には、白米に混ぜて食べるだけで食後の血糖値の上昇を抑える効果も期待できるため、ダイエット中の人にはもってこい! 米+スーパー大麦の組み合わせは、まさしくダイエッター向けのご飯といえそうです。
ファミリーマートでは「スーパー大麦入りおむすび」など、スーパー大麦入りの米飯類5種類をコンビニで唯一販売。健康意識の高い女性はもちろん、40~50代の男性にも人気で、2018年10月末で累計3,500万食を達成したんだとか。
佐藤食品からは、レンジでチンするだけで手軽にご飯が食べられる「サトウのごはん スーパー大麦ごはん150g」が登場。スーパー大麦を20%配合し、残りの80%は新潟県産コシヒカリというから、ダイエッターはもちろん、お米好きにとっても十分満足できるのではないでしょうか。
■ご飯+きな粉
大塚製薬によると、大豆などのマメ科植物を含む食事は、次の食事の血糖コントロールを改善する「セカンドミール効果」が期待できるのだとか。なので、大豆製品であるきな粉をご飯に振りかけるだけでも、ちょっとした効果が期待できるかもしれませんね。
太ることをできるだけ気にせず、美味しくご飯をいただくために、これらの食品やアイデアをぜひ参考にしてみてください。