100億円の興行収入突破も現実味を帯びてきた映画「ボヘミアン・ラプソディ」。音楽のDL件数はもちろん、DVDなどの関連商品の売り上げがアップしており、クイーン人気は高まるばかりだ。
そんなクイーン、中でもフレディ・マーキュリーの人気沸騰に、ほぞを噛む思いをしているに違いない人がいるという。
「フレディは日本通として知られており、日本でたくさんの美術品を購入しています。また、ロンドンの彼の家には日本庭園を作り、内装も日本的なものをたくさん取り入れていました。中でも日本橋のある老舗和紙店がお気に入りで、この店で内装用の壁紙にする和紙を大量注文していたそうです。来日するたびにこの店を訪れる上得意だったと、この和紙店のホームページにも載っています。さらに、礼儀正しいフレディは無理な注文にも応えてくれる店に感謝して、直筆の手紙も送っているんです。以前、お宝鑑定の番組にこの店の人が出演した時に、このフレディからの手紙の話をしたところ、それは大変なお宝だとスタジオがざわめきました。しかし、当時、フレディがそこまですごい人だと思っていなかった店側は、その手紙を捨ててしまったか、どこかにやってしまったのだとか。この大ブームの今、フレディの手紙があれば、大いに話題になったでしょうね」(テレビ誌ライター)
ここまでクイーンの人気が爆発的になって騒がれれば騒がれるほど、逆に悔しい思いをしているのではないだろうか。どんな手紙を書いたのか見てみたいファンにとっても、なんとも残念な話だ。
(伊藤その子)