ジャニーズタレントと相性のいい俳優がいる。有名なところでは、ベテラン俳優の遠藤憲一。昨年、ドラマ「ドロ刑 -警視庁捜査三課-」(日本テレビ系)でSexy Zone中島健人の“相棒”を務めた。
遠藤と肩を並べるのは、ムロツヨシだ。「嵐にしやがれ」(日本テレビ系)への登場率が高く、ジャニーズ勢とテレビ、ドラマ、舞台で数多く共演。特に嵐・松本潤とは公私にわたって仲がいい。
そんな2トップに肩を並べる勢いなのが満島真之介。多くのジャニーズからかわいがられている。その理由は満島流の人づきあいにあるという。
「キャリア30年の木村拓哉と映画『無限の住人』で共演したときは、初対面で『木村さん!満島です』と走って近づいて、『よろしくお願いします』と握手。差しだされた手をグイッと自分のほうに引き寄せて、抱擁したといいます。ひと回り以上も年上の主演俳優を相手に、物おじしないメンタル。そこを木村は気に入って、後日食事に誘っています」(芸能レポーター)
2017年は、嵐・大野智の主演映画「忍びの国」に出演。大野と同じ忍び軍の兵を熱演したが、現場では、おとなしい座長の大野に代わって、ムードメーカーだったようだ。
同年にはドラマ「ボク、運命の人です。」(日本テレビ系)でKAT-TUN・亀梨和也、山下智久と共演。この現場でも愛されキャラだった。
「満島のいいところは、常にハイテンション。亀梨と“ボク運”の初顔合わせのときは、『あざ~っす!』とフルテンションで入室してきて、礼をしながら『どうもっ、お疲れさまっす』と笑顔で握手。やはり、そのままハグに持っていくキムタクの時と同じスタイルだったそう。そんな彼に亀梨がつけたあだ名は、『マックス』でした」(前出・芸能レポーター)
撮影が進むにつれ、満島のあいさつは「グッドモーニング」から「グッモニスタ」に変化。一日の始まりは、このあいさつと抱擁だったという。のちにあいさつは、「ニスティースタ」に変化している。この現場では、もの静かな山下に「ミスト」というあだ名を付けている。意味はおそらく「潤い」だと推測される。
あいさつ、ハグ、あだ名付け(+呼び)。満島流“三種の神器”でジャニーズタレントのハートをガッチリつかんでいるのだ。
(北村ともこ)