2006年1月期に放送され、たちまちドラマ好きのハートを鷲づかみにしたオダギリジョー主演「時効警察」(テレビ朝日系)。時効が成立した事件の犯人を趣味で捜査する総武警察署の“時効管理課”で捜査資料を管理する警察官の霧山修一朗をオダギリ、交通課巡査部長の三日月しずかを、この作品が民放連ドラ初出演となった麻生久美子が演じ、その他、ふせえり、江口のりこ、豊原功補などが脇を固め作りだした脱力系コメディミステリーが、12年ぶりに復活する。
「『時効警察』放送1年後の4月期クールには『帰ってきた時効警察』がオンエア。ファンの間ではすぐまたシリーズ作品が放送されると言われていましたが、気づけば12年も経っていました。しかし、この間にオダギリがゴールデンタイムのドラマでは輝きにくい俳優だという烙印を押され、オダギリ演じる霧山と同期だけれど3歳年上の十文字疾風刑事を演じる豊原が小泉今日子との不貞愛を温め‥‥。この作品をよりおもしろく視聴できるネタがたくさんできましたから、実にいいタイミングだとも言えるでしょう。全編に小ネタが散りばめられ、悲しいけれど笑ってしまうシュールで独特な世界観は、深夜ドラマの優良作品として新たな伝説を残してくれそうです」(テレビ誌ライター)
ネット上では「オダジョーよりキョンキョンの恋人として豊原の演技をじっくりと味わいたい」「三日月は刑事課の刑事と結婚したけど離婚したっていう設定になってるけど、もしかして相手は十文字?」「豊原が出演しないってことないよね?」など、主演のオダギリよりも豊原が注目されているようだ。キャストの続報に期待したい。