2月1日付でお笑い系の芸能事務所「グレープカンパニー」への移籍が決まったフリーアナの高橋真麻。同事務所にはサンドウィッチマンを筆頭に40組弱のお笑い芸人とマジシャン、ミュージシャンのみが所属しており、アナウンサーなどの文化人は真麻、そして同時に移籍する実父・高橋英樹が初めてとなる。その移籍劇について芸能関係者が語る。
「父親の英樹は映画会社の日活が売り出していた“日活ニューフェース”の5期生で、中尾彬は同期。活躍の舞台がテレビに移ると個人事務所を設立し、妻が社長となりました。娘の真麻がフリーになったとき、父親の事務所に入ったのも当然の流れだったのです。その一方で今回の移籍は真麻の主導でしょう。『バイキング』(フジテレビ系)で共演するサンドウィッチマンとは海外旅行土産を渡し合う仲ですし、社長業が多忙な母親を仕事から解放してあげたいとの意識もあったようです。もとが個人事務所の所属ですから仕事は自給自足で取ってこれますし、文化人経験のないグレープカンパニーに移籍しても困ることはないはず。そこで父親に『一緒に移籍してお母さんを楽にさせよう』ともちかけたのではないでしょうか」
そんな真麻のグレープカンパニー移籍はずいぶん前から計画されていたようだ。というのも今回の移籍が発表される前から、真麻と同事務所には特別な関係があったというのである。芸能関係者が振り返る。
「昨年12月24日にブログで結婚を発表した真麻は、翌日に開催された『サンドチャンネル開設発表会』で司会を務めました。同発表会にはサンドウィッチマンや永野、カミナリなどの所属芸人16人が登場し、イベントの終盤には永野が『きょうマスコミさんが集まったのはこのためでしょ?ご結婚おめでとうございます!』と、真麻に花束をプレゼントしたのです。そこからは真麻が主役の囲み取材に。普通なら『イベントに関係ない質問はおやめください』となりがちな記者発表会が、いつの間にやら真麻のための記者会見へと様変わりしていました。これは観点を変えれば、真麻の結婚会見をグレープカンパニーが仕切った形でもあります。つまりこの時点で事実上、真麻は事務所を移籍していたわけです」
この調子だと今後、サンドウィッチマンの冠番組で真麻がアシスタントを務める可能性もありそうだ。
(金田麻有)