お笑い芸人の椿鬼奴が1月21日放送の「痛快!明石家電視台」(MBSテレビ)に出演し、同じく芸人で夫のグランジの佐藤大から怒られてしまったエピソードを明かしている。
2014年に交際が発覚し、その翌年に籍を入れた芸人夫婦の鬼奴と大。女優の桃井かおりや真矢みきなどの個性的なモノマネ芸で知られ、現在も継続的にテレビ番組からの出演オファーを受けている鬼奴に対し、夫の大は芸人としての活動が“鳴かず飛ばず状態”という事情もあって、結婚当初には「ポルシェ&カブ」などと揶揄されたというが、鬼奴の本来の願いは旦那の仕事を支える専業主婦になることだとも主張している。
「主人に(仕事を)頑張ってもらって、私は仕事量を減らして家事をやりたいという憧れがあった」と本音を打ち明けた鬼奴だが、肝心の大からは「それは困る」との反応で返され、普段は温厚なはずの大が「珍しく大きな声で否定してきた」という。どうやら大は、自身が家事を担当し、鬼奴が生活費を稼ぐという現在の“主夫”のスタイルで今後もやっていきたいと考えているようだ。
「大にしてみれば“主夫にも矜持がある”ということでしょうか。一見危ういようにも見えるこの2人ですが、鬼奴は格差夫婦とのヤジを受けながらも、家の中ではとにかく明るく振る舞う夫の性格が好きだとコメントしており、結婚相手がお笑い芸人で良かったとも話しています。一連のほのぼのとした飾らない鬼奴と大の夫婦関係には、ネット上からも『当人同士が幸せならそれで良いんじゃないかな』『家事ができる旦那なら、椿さんの仕事の活力にもなるし助かるし良いと思う』『私も自分が働いて、パートナーがしっかり家を守ってくれるならそうしたい』『2人が良ければ全て良し。一般家庭の男女が逆になっただけ』という応援の声が寄せられていますよ。嫌がる妻を無理やり、というような話ではなく、しっかりと当人同士で話し合って決めているならば問題ないだろうというのが世間の声のようです。」(テレビ誌ライター)
グランジの大といえば、競艇などのギャンブルに明け暮れた時代もあり、その金遣いの荒さで知られていたが、今後は働く妻のサポートに回り、キチンと家の管理に勤しむ日々を過ごすことになりそうだ。
(木村慎吾)