1月19日、ランキングサイト「ランキングー!」で発表された「声が好きな若手俳優」が発表された。10~60代の男女1万3488名による回答で、見事トップに選ばれたのは、俳優の向井理だった。
「ベスト10に選出されたのは、ルックスもさることながら、いずれもアニメやゲーム、映画の吹き替え、ドキュメンタリー番組のナレーションや旅番組のナビゲーターを務めている錚々たる顔ぶれです」(エンタメ誌ライター)
向井が1位に選ばれたのは、アンケートの時期が良かった可能性もあるという。エンタメ誌ライターが続ける。
「調査が行われたのは昨秋。10月改編期のドラマがスタートした頃でした。向井は10月クールの目玉と言われる連続ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)に出演、番宣でメディアに登場する回数がアップしていました。米倉涼子に敵対するプライドの高いエリート弁護士というハマリ役への注目度も高まっており、高視聴率が期待されていたんです。いざ、ドラマが始まると、向井はクールな表情で理路整然と“しゃべり倒す”長身小顔のキャラクター。あの声に“ヤラれた”層の支持を大量に得たはずです」
同じころ、向井はNHK総合で『いじめ 非正規 恋… 歌に託した人生 ~ある歌集・異例のヒット~』の朗読も担当している。
「向井は国仲涼子と結婚し、子供に恵まれてからというもの、イクメンパパに大変身。低音の声に温かみや優しさが漂うようになったと言われています」(前出・エンタメ誌ライター)
これまで、声も良くて顔もいいイケボ(イケメンボイスの略)の代表格といえば、俳優の玉木宏だった。映画やゲームの吹き替え、番組ナレーション、美術展の音声ガイドといった声の仕事も数多くこなしている。
「しかし、玉木は昨年6月に女優の木南晴夏と電撃婚。最後の独身イケメン俳優と言われていただけに、突然の結婚発表に“玉ロス”女性が続出したそうです。そのショックを引きずった女性票が、ランキングに影響したかもしれません」(女性誌記者)
2014年に結婚していた向井は、“ロス明け”していたことも勝因だった?
(塩勢知央)