靴職人と自称し、多くの人から「イタリアの靴職人の元で修業し、その技術を認められた上で卒業、日本に戻り、オーダーメイドの靴販売で身を立てている」と思われていたが、その実、専門学校に通っていたに過ぎなかったということが明らかになった、元貴乃花・花田光司氏の長男の花田優一。
「彼が“師匠”と呼んで語っていたアンジェロ氏が、『女性自身』の取材に、優一のことを『私の弟子ではない』と語り、専門学校の先生と生徒以上の関係にはないことを明言しました。発注した靴が1年以上も届かないというトラブルまで起こし、誠実な対応もなかったという。化けの皮が剥がされたといった感じですね」(芸能記者)
一部からは“経歴詐称だ”という厳しい声も上がり、これまで語ってきたことのすべての信用性が疑われる事態となっている。だが、当の本人は20日放送の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)に出演し、こうした報道に「怒っています!」「(手作りのものは)2年以上かかる」と堂々と答えていた。いったい、どんなメンタルをしているのか。
「経歴詐称といえば、2016年のショーンKの騒動を思い出します。彼は自分の嘘が暴かれるとマスコミの前から姿を消し、ひたすらに沈黙を守ってバッシングが過ぎ去るのを待ち続けた。昨年11月のイベントでやっと司会者として復帰しましたが、それに比べると優一のハートの強さは中々のものです」(前出・芸能記者)
思えば光司氏も、弟子の貴ノ岩が日馬富士に暴行を受けたことが発覚した際、不可解な言動連発で報道陣にマイクを突き付けられても、顔色一つ変えずに無言を貫き通した。神経の図太さは父親譲りなのかもしれない。
(露口正義)