タレントの熊切あさ美が、いま流行りのメンズ地下アイドルをバッサリと斬ってみせた。1月24日放送の「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」(テレビ東京系)では“知られざる業界の裏側大暴露SP”と題し、16年12月結成の「笑顔ぱんち」をゲストに招いて、メンズ地下アイドル業界の実態を報告した。
番組では〈過激化するファンサービス〉として特典会(チェキ会)の様子を紹介。正面からのハグや壁ドンを実演したほか、指一本だけを介して唇を寄せ合う“指チュー”を披露すると、ゲスト出演の熊切は「距離が近すぎるんじゃないですか? 安すぎるというか」と眉をひそめていたのである。
さらに、CDを50枚購入するとメンバーと30分デートできるという特典が明かされると、熊切は「今のような話聞いてると、“お金で買われている方たち”みたいに見えちゃう」と、笑顔ぱんちを“夜の接客業”扱いしていた。その熊切に対して、メンズアイドル業界に詳しいアイドル誌ライターが指摘する。
「もし熊切が清純派の女優だったら、そういう反応が出るのも無理はないでしょう。しかし彼女には仙台にて夜のクラブで働いていた過去があり、ナンバーワンにもなったと自ら告白していたほど。しかも働いた理由として、その経験がテレビのバラエティ番組で成功すると聞いていたからだと明かしていたのです。そんな熊切が、メンズ地下アイドルに対して見下すような態度をとるのは自己矛盾も甚だしいでしょう」
さらに熊切は今回の番組で、あえて明かさなかった過去がもう一つあるというのだ。アイドル誌ライターが続ける。
「熊切はかつてアイドルグループ『チェキッ娘』で活動していた元アイドル。それゆえ、笑顔ぱんちに対しては元アイドルと元接客業という2つの立ち位置から自分の経験も交えてアドバイスできたはずです。しかし、実際にはどちらの経歴も明かすことなく、まるで芸能界の大先輩という風情で構えていました。熊切の来歴を知るファンはさぞやガッカリしたことでしょう」
ただ、指チューを「安すぎる」と断じたのは、自分の接客業経験から出た感想のはず。熊切ならいったい指チューにいくらの値段を付けるのか、聞いてみたいものだ。
(白根麻子)