1月20日、近藤真彦がDJを務めるラジオ番組「COME ON!ROCKIN’ROAD」(FM COCOLO)に、木村拓哉がゲスト出演。番組内で、マッチがキムタクをイジリ倒し、ジャニーズの帝王ぶりを発揮したようだ。
キムタクは主演映画「マスカレード・ホテル」の告知のために出演、マッチも、すでに同作を観た上でトークに望んでおり、開口一番「最初、髪の毛グシャグシャのヒゲ面で出てくるじゃん。刑事の役で。その時にパッとここで(ホテルマンになって)変わるじゃん。もう出てきた瞬間に『あ、キレイになるんだろうな、コイツ』って思ってたもん。わざとらしいんだよ、あの汚さが」と、同作の演出について独自の視点で指摘。
これに対し、キムタクは「だって監督にやれって言われたんすよ」と説明したが、マッチは「(監督の指示なのは)分かるけど、パッと綺麗になるのはさ、『木村やっぱ狙ってるわ、これ』って思ってた」と譲らず、カッコよく見えるように計算づくの演技をしていると断じたのだ。
その後も、「ポケットに手を入れながらの立ち姿」など、気になったポイントを挙げつつ「狙った、これも?」「全部狙ってるな」「またコイツ狙ってるわ」「本当にカッコよさを追求してるな、っていうさ」と、ひたすらキムタクをナルシスト扱いし、イジリに終始。
確かにキムタクは何をしても“様になる”ので、マッチが主張していることも一理あるのかもしれない。しかしながら、ネット上では「いやいや、あんたも大概だろ」「同じカッコつけ同士、そういう部分には敏感なのね」「それをアンタが言うんかい」などといったツッコミが続々噴出。
「マッチは作品でのキムタクの階段の降り方についても『スキップして、トトットトッって降りてくじゃん。俺よく見てるだろ?コイツ計算してるな、とか思いながら見てたんだよ』と力説してみせたりと、“カッコつけ演技”にばかり注目して見ていたようです。ただ、後輩とはいえ、そこばかりを集中的にイジっていたこともあって、リスナーに言わせれば“人々は自分のことを棚に上げてよく言うよ”となってしまうのもしかたないですね」(エンタメ誌ライター)
タジタジのキムタクだったが、今度は逆にマッチの出演作での反撃を見せてほしいものだ。
(権田力也)