思いもよらぬところで、ベテランシンガーが炎上。困惑を隠せなかったようだ。
シンガーソングライターの矢野顕子が1月28日、2020年一杯で活動休止することを発表した嵐についてツイッター上でコメント。これがSMAPファンを激怒させる火種になってしまった。
「矢野は『嵐は偉い。2年間もちゃんと仕事をする約束をした。スマップの最期を間近で見ていたであろう、あれを踏襲せずに、自分たちに見える部分も見えない部分にも、できるだけ配慮をして。ファンになっちゃいそうだわ』と綴りました。矢野としては、SMAP解散騒動の泥沼状態を見たことで、そうならないようにという嵐の気持ちを称賛したのだと思います。ところが、これが一部の熱烈SMAPファンの逆鱗に触れてしまったようです。なぜ(SMAPを)引き合いに出すのか、(SMAPは)無理に解散させられたんだ、本人のたちの気持ちを考えたことがあるのか!など総口撃。これには『とても驚いた』と矢野本人はツイートを削除して、SMAPファンに謝った……のですが、これがさらに問題だとネット上で話題になっています」(女性誌ライター)
矢野の謝罪コメントをそのまま記すと「嵐に関するツイートで意図せぬ伝わり方をしてしまったため、とても驚いてしまいました。どなたのことも傷つける意図は全くありませんでしたので申し訳なかったです。スマップってずうっとファンの人達の心の中に一ミリも欠ける事なく存在しているんだ、ということがよくわかりました」という、とても丁寧な一文。これの何が問題なのか?
「どうやら、SMAPファンは解散してもいつまでもしがみついていると言われてしまったと感じたようです。1ミリも欠けることなく、なんて確かに“それしか生きがいがないの?”と小バカにしている気がしないでもない(笑)。しかも、最後に『よくわかりました』とあります。これには“面倒だから触らないほうがいいわね”的なニュアンスがあるのでは?と曲解しているネット民もいます。とにかく、SNS上にはSMAPファンの矢野への怒りの声、それを面白がる“矢野さんが煽ってる”というコメントが入り乱れてますね」(前出・女性誌ライター)
しかし、嵐の解散からSMAP解散騒動を思い出すなというほうが難しいという指摘もあるように、矢野にしてみれば、とんだ藪蛇になってしまったというところだろう。
(塚田ちひろ)