2020年5月に十三代目市川團十郎白猿を襲名する、歌舞伎俳優の市川海老蔵。およそ350年にわたって受け継がれてきた大名跡の継承に沸くが、ファンのなかには納得できずモヤモヤしたものを抱えている人もいるようだ。
「特に古くからのファンに多いのは、海老蔵が團十郎を襲名するのは時期尚早という声ですね。先代が襲名したのは39歳で、海老蔵の團十郎襲名は41歳ですから、決して突出して早いわけではないのです。しかし、古参の歌舞伎ファンにすると、海老蔵の芝居はまだまだという思いがあるのかもしれません。海老蔵は若い頃、歌舞伎そっちのけで遊んでいたこともありましたからね。まだその時のよろしくない印象が残っているのでしょう」(芸能ライター)
その若い頃、海老蔵は17歳で付き合い始めた女性との間に子どもをもうけている。認知はしたものの結婚は否定し、そのことであまりいい印象を抱いていない人も少なくないという。
「海老蔵は麻央さんと結婚して大きく変わりました。その後の芸道に邁進する様子は、麻央さんからいい影響を得たとしか言いようがありません。海老蔵の麻央さんに対する強い愛情と麻央さんの大きな信頼が海老蔵を変えたのでしょう。そんな海老蔵だからこそ、團十郎を襲名するとなれば内助の功は無視できません。今後、なんとしても海老蔵を再婚させようと、ヤキモキしている人たちがあれやこれやと動き回るのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)
麻央さんとの愛を貫く海老蔵が再婚へ踏み出すのかはわからないが、團十郎襲名を単身で超えて行くにはハードな道のりであることも事実。果たして、海老蔵はどう乗り切っていくのか。
(伊藤その子)