2月7日発売の「女性セブン」が、世界中で大ヒットした米国ドラマ「24-TWENTY FOUR-」の日本版の主役に俳優の唐沢寿明が内定したと報道。対抗馬と見られていたのは俳優の堺雅人だが、致命的な欠点があった。
「24」はキーファー・サザーランド演じる架空のテロ対策ユニットの捜査官、ジャック・バウアーが難解なテロ事件を解決していく、アクションドラマ。1話で1時間、全24話で24時間を描く。手に汗を握る展開と、派手なアクションシーンが視聴者をトリコにし、本国ではシーズン9まで突入。日本でもフジテレビとWOWOWが放送し、レンタルビデオでも大ヒットを記録した。
日本版「24」は「テレビ朝日開局60周年記念番組」として制作。邦題は「24 JAPAN」で、2020年に放送予定だ。制作決定が公表されてから、ネット上ではジャック役を誰が演じるか、話題となっていた。アクション経験が豊富な真田広之や西島秀俊、岡田准一など、錚々たる候補者が名を連ねていた。
「記事では、他のメディアでも取り上げられた堺雅人が有力候補の1人に挙げられました。2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』以降、ドラマ出演がなく、久々に登場すれば話題になること間違いありません。しかし同誌が取材を進めたところ、テレ朝では唐沢でほぼ決まっていることがわかったのです。唐沢は東映アクションクラブ出身で、激しいアクションも得意中の得意。ジャック役には、まさに適任だと思われます」(テレビ誌ライター)
また、ジャックを演じるにあたり、堺には致命的な欠点があると、テレビ誌ライターは続ける。
「運動が苦手な点です。2011年7月17日、横浜市内で行われた時代劇『塚原卜伝』(NHK-BS)の記者会見のときでした。堺が演じる主人公の塚原卜伝は“剣聖”と称されるほど剣術に長けています。しかし、堺は立ち回りに自信がないのか、戦いではなく、祈りなどの場面で剣を使うのであれば、『運動音痴の堺にも勝ち目がある』と、自ら運動が苦手なことを明かしています」
「24 JAPAN」では、派手なアクションシーンが必須なだけに、堺ではやはり荷が重いか。たとえ主演を逃しても、いつか“倍返し”を待っている。
(石田英明)