絶対王者・羽生結弦選手の高い壁に阻まれることも多く、主要な国際大会でなかなか優勝することができなかった宇野昌磨選手が、2018‐2019フィギュアスケート四大陸選手権で、ついに初優勝を飾った。
「シニアデビューしてから四大陸選手権、世界選手権、GPファイナル、冬季五輪の主要な大会に11回出場して2位になること6度。ファンもなんとか優勝させてあげたいという気持ちでしたので、ネット上には喜びの声も数多くあがっています」(スポーツライター)
今回の四大陸選手権では、絶対に優勝すると確信していたファンも少なからずいたようだ。羽生選手、ネイサン・チェン選手が欠場したからかと思いきや、それだけではないという。
「宇野選手が四大陸選手権に出るのはこれで5回目。2014‐15年から毎年出ているのですが、ファンはその順位に注目しているんです。初出場での5位から毎年1つずつ順位を上げており、今年は1位になる年だったのだというのです。世界選手権でも優勝を狙っていますが、こちらも優勝を確信させる法則が。というのも、世界選手権では昨年、一昨年と2位なのですが、過去に全日本ジュニア、全日本選手権でも2位が続いた翌年には優勝しているのです」(前出・スポーツライター)
科学的根拠のないジンクスだが、そんなことにでもファンはすがりたくなるもの。果たして、どんな結果が待ち受けているのか。
(芝公子)