ジャニーズ事務所が手掛けるバーチャルアイドルがついに本格始動。2月19日に二体のバーチャルアイドル「海道飛鳥」と「苺谷星空」が、仮想ライブ空間の「SHOWROOM」にて初のライブ配信を行った。21:30にスタートした海道の配信では最大で9万人以上の視聴者を集め、まずまずのスタートを切った。
そんな海道と苺谷の配信にジャニヲタからは「普段とは違う体験で面白かった」「キャラクターが可愛い」などと好意的なコメントが続出。二人が一緒に住んでいるという設定にときめきを隠せないファンもいたようだ。その一方でジャニーズに興味のない層からは、相当に手厳しいコメントが寄せられているという。バーチャルアイドル事情に詳しいライターが耳打ちする。
「キャラクターの声は関西ジャニーズJr.内のユニット『なにわ男子』の藤原丈一郎と大橋和也が担当。その二人について、キャラに声を当てる声優としての技量では素人レベルに過ぎず、聴くに堪えないとの低評価が噴出しています。それにトークのテンポも悪く、ジャニーズという付加価値がなかったら内容が薄くてお粗末との声も。ふだんは何をしゃべってもワーキャーと湧いてくれるファンを相手にしているので、一人でしゃべり続ける場では言葉が続かないのかもしれません。ともあれバーチャルアイドル界隈からは、期待外れだったと笑われている状況です」
二体のキャラは19日の昼に東京・六本木で開催された発表会で初お披露目されたが、登場時のセリフはまさかの「ど~も~!」。これでは関西ジャニーズJr.のノリそのもので、わざわざバーチャルにする意味が見いだせないと呆れる声も少なくなかったという。
「生配信中には海道のキャラを活かそうとする姿勢が乏しく、生配信を観たジャニヲタから『あれじゃ丈くんそのもので、バーチャルにする必要がない』という真っ当な指摘も出る始末。当初は物珍しさでバーチャルアイドルを観るファンも、次第に『なにわ男子として生配信してくれたほうがいい』と言い出す可能性は十分にありそうです」(前出・ライター)
翌日以降の生配信に果たしてどれだけのファンがついてくるのか、しばらくは見もののようだ。
(白根麻子)