深田恭子主演のドラマ「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)の第6話が2月19日に放送され、平均視聴率8.6%と前週より1.3ポイントアップ。下がる一方だった平均視聴率がV字回復の兆しを見せている。その立役者と見られるのが、カメレオン俳優の異名を取り、人気沸騰中の中村倫也だ。
「中村が演じる山下一真は、元ヤンの高校教師。高校の同級生だった主人公の春見順子(深田)を好きになり、順子の幼馴染の八雲雅志(永山絢斗)と教え子の由利匡平(横浜流星)と四角関係に陥り恋のバトルを展開するのですが、第六回に登場する山下の順子への告白シーンが炎上。ツイッターでは〈山下くん〉〈山下先生〉〈中村倫也〉が一挙トレンド入り。『こんな最高な告白聞いたことがない。しんどい』『告白シーンでガチ泣きました』『直球告白 肉食系』といった興奮気味のコメントが躍りました」(エンタメ誌ライター)
そのシーンとは、山下が電話にもメールにも反応しない順子を待ち伏せ。一悶着ありながらもめげずに「今、毎日、春見のことが頭から離れない(中略)俺、春見のことが好きだ」とまっすぐ順子を見つめて告白。さらに、断ろうとする順子の言葉を遮り「断るな。春見が嫌がることは絶対しない。チャンスくれ」と続けるというもの。この、山下のあまりにもまっすぐな告白に女心を射抜かれた視聴者たちが、思わず熱の入ったコメントを上げてしまったようだ。
「中村自身、テレビ誌の取材に『僕は割と思ったことをはっきり言う方なので、山下に近いかもしれませんね。もし自分に好きな子がいたとしても、性格的にまわりくどいことはできないので、直球で告白すると思います』と話しています」(テレビ誌記者)
去年12月の「Yahoo!検索大賞2018」では俳優部門賞を受賞。さらに今年2月には、日本映画テレビプロデューサー協会主催の「2019年エランドール賞」で1年通じて最も活躍した将来有望な新人俳優に送られる「新人賞」も受賞。ノリに乗っている中村の“山下的告白”による「熱愛報道」にも、ぜひ期待したい。
(窪田史朗)