水泳部のエースを自死に追い込んだのは、やはりカリスマ教師の武智大和(田辺誠一)だった!
2月17日に放送されたドラマ「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)の第7話にて、菅田将暉が演じる美術教師の柊一颯が武智を追い詰め、ついに真相を白状させたシーンが話題を呼んでいる。
第7話の終盤では景山麗奈(上白石萌歌)が自死した真相を暴くべく、柊が武智と一対一で対峙。その様子を密かにネットで生放送し、武智が景山を陥れたことを認める姿を満天下にさらしてみせた。この場面に視聴者からは「やっぱり武智が犯人だったか!」と喝さいが上がる一方で、主人公の柊は本当の黒幕が別にいると説明。視聴者はすっかり狐につままれたという。
「これまでの話の流れから、自死を招いた原因の一人が武智だったことはほぼ確定しており、今回はその謎解き回になっていました。しかし武智が警察に任意同行されたいま、もはや黒幕的な怪しい人物はいなくなり、視聴者の推理も振り出しに戻った形です。まさか本当の黒幕が未だに登場していない人物とは考えづらいですし、視聴者を煙に巻くことにおいて本作の脚本は相当に練られているようですね」(テレビ誌のライター)
その状況で視聴者の一部からは、まさかの人物が黒幕としてあげられているという。
「景山の友人で学級委員の茅野さくら(永野芽郁)です。同番組の公式サイトには3年A組の生徒30人が紹介されており、それぞれにキャストのインタビュー記事が用意されているなか、なぜかヒロインである茅野の記事のみがないという不自然な状態に。また第7話では柊が、茅野に対して『最後まで見届けてほしい』と念押しする場面があり、彼女が特別な存在であることを示唆していました。茅野が景山に手をかけたとは考えづらいものの、現時点では明かされていないなんらかの秘密が隠されている可能性は十分にあるでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
果たして第8話以降では茅野の本性が暴かれるのか。そんな裏の顔を微塵も感じさせない永野の演技力もまた、見どころのひとつなのかもしれない。
(白根麻子)