彼はSNSには向いていないのかもしれない。
ロックバンド・GLAYのTERUが2月18日にインスタグラムの生配信を敢行。それは、夜景の見える風呂場で、知人男性と見られる3人の男性が湯船に浸かり楽しそうにしている様子。しかし、その湯船というのがにごりのない透き通った湯であったため、男性のブツが丸見えになってしまっているというものだったのだ。
「動画は1分程度でしたが、完全に晒された状態で生配信されてしまいましたからね。動画は削除されるまでのしばらくの間、アーカイブされていました」(ITライター)
GLAYは今年、デビュー25周年を迎えたメモリアルイヤー。ところが、今年に入って世間への最初の話題提供といえば、1月8日にツイッターで飛行機遅延に対するクレーム投稿での炎上が記憶に新しい。
「飛行機遅延については、安全を最優先している航空会社に対するクレームが“的外れ”として非難を浴び、今回も、仲間内で楽しむならともかく多くのフォロワーがいる自分のアカウントで無配慮な動画配信になってしまいました。昨今、ツイッターなどによる大手チェーンのバイト店員による“バカッター投稿”が問題になっていますが、TERUの残念な投稿にも、ファンから『25周年を汚すな』『SNSはもうやめてくれ』という悲鳴のようなコメントが相次いでいます」(前出・ITライター)
とはいえ、TERUの“おとぼけ”ぶりというのは、ファンならずとも周知のこと。以前にも、地雷ゼロキャンペーンに「ARMY」と描かれたシャツで参加し、ヒンシュクを買った。最近では、課金ゲームで小学生が多額の請求を受けたことに端を発した“コンプガチャ規制”に対し、「そんなの知らんわ!」と、怒りの声を上げたことでも物議を醸した。
「ネット民の間では、TERUはすでにロックスターというよりは“ド天然”として認識され、イジりの対象になっています。今回の件についても『見えTERU』『バカげTERU』『映っTERU』などと、名前をもじった大喜利状態を呼んでおり、ファンからの叱責を受けて『怒られTERU』というコメントまで飛び出しています」(前出・ITライター)
ネットでの度重なる不祥事に、GLAYの他のメンバーは何を思うだろうか。あるいは“いつものこと”と割り切っているのかも知れないが、誰かTERUに正しいSNSの使い方をレクチャーしてあげた方がいいだろう。
(石見剣)