今期の“アタリ”作と言われているドラマ「ハケン占い師アタル」(テレビ朝日系)の第6話が2月20日に放送された。主演である杉咲花が演じる的場中(アタル)が、板谷由夏演じる上司・大崎結に“ビンタ”を見舞うシーンに視聴者からは、驚きの声が上がっている。
「この作品は、あらゆるものが見える能力の持つ派遣社員・中(杉咲)が、その力を駆使して正社員たちが抱える悩みを根本から解決するお仕事ドラマ。今回の悩める社員は、中の派遣先『シンシアイベンツ』の制作Dチームの課長・大崎(板谷)。リストラを迫る部長と仕事に前向きな部下との板挟みに悩み、しかもプライベートでは夫の不貞、そして反抗期の息子の存在に悩む大崎は、憔悴しきって出社拒否。会社を辞めようと自分の荷物をまとめ、立ち去ろうとしたところ、中のビンタが炸裂したのだ。これには、ネットでも『まさかのビンタ』『マジで痛そう』『迫真の演技でした』といったコメントが噴出しました」(テレビ誌ライター)
小柄で子供のような顔立ちの杉咲だが、実はアクションシーンはお手の物。バネの効いたリアルなビンタも納得なのだ。
「昨年公開された映画『BLEACH』では、死神を名乗る謎の女・朽木ルキアを演じ、かなり本格的な殺陣に挑戦。監督から『アクションが凛としつつも可愛い』と絶賛されています。さらに今年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』では、オリンピックに挑む主人公・金栗四三(中村勘九郎)たちの姿を見て魅力に引き込まれ、日本における女性スポーツの先駆けとなるという役を演じています」(スポーツ紙デスク)
目指すは、小さなアクション女優?今後も杉咲の演技から目が離せない。
(窪田史朗)