2月9日、フィギュアスケートの浅田真央選手がバレンタインデーを前にチョコレートのメッセージプレート作りに挑戦した。これはロッテのバレンタイン直前特別企画の一環で、浅田選手は「結構難しいんです、書くの」と言いながら、初めての体験を楽しんだ。気になるチョコの贈り先は?
「お世話になっている佐藤信夫コーチです。『信夫先生、いつもありがとうございます』というメッセージで感謝の気持ちをチョコレートに込めた“ありがとうチョコ”でした」(女性誌記者)
最近はOLの間でも義理チョコならぬ、この“ありがとうチョコ”が流行っているそうだ。
「浅田選手は『ホントにいつもお世話になっているので、いつもありがとうございます、今年もよろしくお願いいたします、という気持ちを込めて書きました』と語り、まるで年賀状のような挨拶がかわいかったですね。佐藤コーチも『びっくりしているし、とってもうれしいです』と喜んでいました」(前出・女性誌記者)
このひと幕で、佐藤コーチと浅田選手の良好な関係性がうかがい知れると分析するのはスポーツ紙記者。
「佐藤コーチに変わったばかりの頃は、浅田選手がトリプルアクセルにこだわってコーチの指導に従わないことも。そのせいでうまくいかなかった試合のキス&クライでは、2人の間に微妙な空気が流れていたこともありました。しかし近年は、浅田選手は佐藤コーチに絶大な信頼を寄せていますから、このいい関係が世界選手権での活躍につながってほしいですね」
四大陸選手権は回避し、3月末の世界選手権に懸ける浅田選手。佐藤コーチとの二人三脚で、今シーズンの最後を締めくくる。
(芝公子)