社会学者の古市憲寿氏が3月2日放送の「メレンゲの気持ち」(日本テレビ)にゲストとして出演。辛口のコメントでしばしば炎上を招く古市氏の意外な側面が見られたと話題になっている。
「嫌いな人はいるかと聞かれた古市は『いない』と答えました。基本的に嫌だなと思う人がいたとしても、社会学的な“サンプル”だと思うことにしていて、この人は、次にどう出てくるのかと観察する対象にしてしまうので、嫌いにはならないのだそうです。
放送後、ネットでは古市氏のファンを中心にその思考法に言及する声が次々と上がり『自分も嫌いな人をサンプルと思うようにしたら楽になった』など、賞賛の声が上がりました。また、古市氏の慶應大学時代の恩師がビデオ出演。ポエさんと呼びかけられ、その名が、古市自身がそう呼んでほしいと言った名であることが暴露され、そのポエが詩人でもある古市氏の“ポエム”に由来することがわかると、久本雅美をはじめ、スタジオの出演者みんなが驚いていました」(芸能ライター)
番組では久本から「前髪をあげるといい」とイジられてタジタジな対応も見せ、ネットでは意外に人間らしい面があることで盛り上がる展開に。涼しい顔で毒舌を振るういつもの雰囲気とのギャップが逆に好印象を抱かせたようだ。
芥川賞候補になった文才、そして今回見せた意外な一面。毒舌さえ控えれば、今よりも高い好感度を維持できそうなのだが…。
(伊藤その子)