ロッテのバレンタイン直前特別企画で、バレンタインチョコレートケーキをプレゼントされたフィギュアスケートの羽生結弦選手。大きなチョコレートケーキを前に「すごい!」と感動してみせた。
「『これは120点ですよ! ショートプログラムの点数で120点。いまだ誰も出したことのない点数です』と絶賛した羽生選手。ホワイトチョコレートの面の上に、砂糖菓子で作られた自身のフィギュアが飾られているのを見ると、『衣装も忠実だし、まるでホワイトチョコのリンクの上で演技をしているようで』とも言っていました。その時、リンクも本当に広いところに自分だけですから、と言葉を重ねていましたが、世界歴代最高得点をたたき出した王者ならではの孤独感を感じましたね」(スポーツ紙記者)
世界歴代最高得点を重ね、向かうところ敵なしの羽生選手にとって、挑む相手が自分という孤独な闘い。ケーキにぽつりと1人飾られた自分のフィギュアは、そんな精神世界を写すように感じたのかもしれない。
「しかし羽生選手の場合、そんな孤独感は次の高みへの力になりこそすれ、マイナス材料になることはないと思いますよ。いつもファンからの声援が自分自身の力になると公言していますし、たくさん届いたであろうチョコレートも、世界選手権で新たな境地を目指す彼の背中を後押ししてくれることでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
ファンの愛で築かれたチョコレートの山が、羽生選手をさらなる高みへと押し上げる?
(芝公子)