ダウンタウンの浜田雅功が3月17日放送のラジオ番組「木村拓哉 Flow」(TOKYO FM)にゲスト出演し、パーソナリティの木村拓哉に年末特番「絶対に笑ってはいけない」シリーズの出演を呼びかけている。
番組では、これまでに両者が体験した過酷なロケや撮影に関する話題へと及び、木村は『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の年末恒例企画として知られる「絶対に笑ってはいけない」シリーズについて、「あれ、相当厳しくないですか? 相当痛いですよね?」と過酷なお仕置きや罰ゲームの実態を尋ねると、浜田から「お前出ろや。タイキック受けろや!」「お前が(タイキック)受けた方が面白いやん」などと出演勧誘を受ける事態に発展した。
これに対しキムタクは「え! 俺? 俺がタイキック受ける方なんですか?」と困惑する様子を見せるも、最終的には「もし呼んでいただけたら是非」とも話し、オファーを快諾する姿勢を示している。木村は昨年から今年にかけて、『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)や『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)を始め、様々なバラエティー番組にゲスト出演を果たしており、ガキ使への出演も夢物語ではないのかもしれないが、思わず“ちょ、待てよ!”と言いたくなるような不安材料もあるという。
「笑ってはいけないシリーズには過去に様々な大物タレントが出演してきた歴史があり、木村と同じく元SMAPの中居正広もゲストとして登場したことがあります。しかし、バラエティ慣れしている中居とは異なり、木村はどの番組に出演しても“キムタク”としての硬派なイメージを崩すことが少ないことから、ネット上では『キムタクじゃ別に面白くないかな』『無理やりにでも笑えないと思うし、見るのがつらいからやめてほしい』『キムタクの必死さとオラオラ感が空回りしそう』『スベる予感しかしない』との指摘が相次いでいます。SMAP全盛期なら、出てきただけでも笑えたかもしれませんが、いまの状態だと“キムタクもここまで落ちぶれたか”という印象になることも否めず、また、お笑い界の頂点を極めるダウンタウンが“追従笑い”を送るというシーンが実現してしまえば、それは非常に見苦しいものになるでしょう。キムタクの場合、クールな表情でタイキックをする側に回った方がまだキャラクターにはマッチしているかもしれません」(テレビ誌ライター)
もちろんキムタクのガキ使特番への出演が叶えば話題性は抜群だろうが、“笑えるかどうか”は別問題ということか。やはり役者としての本分を突き詰めることに専念した方が無難と言えるかもしれない。
(木村慎吾)