ジャニーズJr.の6人組グループ「SixTONES」が急激にメディア出演を増やしている。3月16日に京セラドームで開催されたファッションショーの「KANSAI COLLECTION 2019 SPRING/SUMMER」にはシークレットゲストとして出演。オープニングで4曲を熱唱したほか、モデルとしてもランウェイを練り歩いた。また3月27日発売の女性誌「anan」では表紙に初登場。グラビアも飾るなどもはやデビュー組並みの高待遇だ。
同様に、関西ジャニーズJr.のなにわ男子では藤原丈一郎と大橋和也の2人が、SHOWROOMで行われている“バーチャルジャニーズプロジェクト”にてバーチャルキャラの声を担当。HiHiJetsは4月1日スタートのテレビアニメ「爆丸バトルプラネット」(テレビ東京系)にて主題歌を歌っている。さらに3月29日公開の映画「少年たち」では、Jr.のグループたちがメインキャストを務めるという活躍ぶりだ。
「これらのJr.ゴリ押しはやはり、滝沢秀明の方針でしょう。いまやジャニーズアイランド社長としてプロデュース側に回った滝沢は今後、採用時点から可愛がっているJr.のメンバーたちを次々と表舞台に押し上げていくはずです。その方針は『いまのJr.たちは冷や飯を食わされている』と不満を抱いていたJr.好きのジャニヲタからも支持されており、さらに推進されることはあっても勢いを失うことはなさそうです」(芸能記者)
だが、そんな滝沢の意図に反して、世間からの反応は芳しくないというのだ。芸能記者が続ける。
「関コレでSixTONESが登場した時の様子について、ジャニーズに忖度するメディアは『会場熱狂!』と書いていましたが、実際には来場者の多くが『誰これ?』という反応。なかには知り合いのジャニヲタに『これって誰なの?』とLINEする人も少なくなかったのです。そもそも本当に観客が熱狂したのであれば、メンバーが『僕たちの名前、覚えて帰ってください』と言うはずもありません。しかも関コレでは新曲も披露したのですが、ファンからは『私たちもまだ聴いてないのに、ただのイベント出演で先に歌うなんておかしい』との不満も出ているようです」
いくら滝沢がJr.をゴリ押ししようとも、実態が伴わなければ「誰これ」となってしまうのは当然。果たしてこれらのゴリ押し作戦は吉と出るのだろうか。
(白根麻子)