3月19日、深田恭子主演ドラマ「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)が最終回を迎えたが、同ドラマの“ラストシーン”が、視聴者の間で物議を醸しているという。
「『はじこい』は、深田演じる塾講師・順子と、横浜流星演じるイケメン受験生・匡平の恋を描いたドラマです。ラストでは、匡平が授業を受ける東大の講義室に、全身ピンクの服を着た順子が乗り込み、『本当に私でいいの?』『好き』と告白。すると2人は、他の生徒がいるにもかかわらず、抱き合って濃厚なキスを始めるという展開でした。10代の男女ならまだしも、主人公は34歳の女ですから、この行動には賛否の声が飛び交っています」(テレビ誌記者)
年の差カップルということもあり、ラストシーンには、周囲の目を気にせず生きて行く2人というメッセージを込めたのかもしれない。
しかし視聴者からは「ハッピーエンドでよかった」という声がある一方、「いきなり知らないおばさんが、講義室に入ってきて学生とキスとか恐怖しかない」「大人なんだから場所をわきまえてほしかった。ありえない!」「場所が特殊すぎてキスシーンに集中できないよ!」とドン引きの声も。さらに一部では夢オチ説まであがっているようだ。
「前回、主人公はバイクに轢かれ、交通事故に遭うという展開で終了しました。それは意識不明で入院するほどの事故だったにもかかわらず、最終回では後遺症もなくすぐに復活。さらに後半は突然、主人公がスプーンに触っただけで真っ二つに割れるという超能力が発動し、そのままラストのキスへ向かうという荒唐無稽なシーンが続いたのです。そのため、一部視聴者からは『主人公はまだ事故で意識が戻っておらず、最終回はベッドの上で見ている夢ではないのか?』と、夢オチを疑う声もありました」(前出・テレビ誌記者)
とはいえ今回のラストは、視聴者を騒がせており、大きなインパクトを与えることには成功したようである。