平均年齢19歳の若き7人組グループ「祭nine.」(まつりナイン)が人気と注目度を高めている。彼らは東海地区を地盤とするメンズアイドルグループ「BOYS AND MEN」の弟分で、3月20日発売の4thシングル「有頂天シューター」は4月1日付のオリコン週間シングルランキングで1位をゲット。デビューシングルに続いて二度目のオリコン1位という快挙を達成した。
その祭nine.は5月1日に念願の日本武道館に進出。1月14日に初のナゴヤドーム公演を成功させたボイメンに続き、弟分も大会場でのライブを行うとあって、“ボイファミ”(ボイメングループのファン)のテンションもすっかりアゲアゲのようだ。
「新元号最初の日となる5月1日には多くのアーティストが“初ライブ”をもくろんでおり、その記念すべき日に日本武道館を押さえた運営サイドの戦略はさすがですね。それに対してメンズアイドルの頂点であるジャニーズでは、デビュー組による5月1日ライブは皆無。唯一、ジャニーズJr.の『SixTones』が大阪城ホール公演を行うものの、東京五輪には執着しているジャニーズが新元号に対しては淡白なのには驚かされます」(芸能ライター)
そんな祭nine.を巡ってジャニヲタには「ジャニーズの敵」とのレッテルを貼る者も多く。SNS上では「つぶしてやる!」などと物騒な言葉も見受けられるようだ。だが一方では、微妙な乙女心を発揮するファンもいるという。芸能ライターがささやく。
「ジャニヲタの一部には『衣装やノリがジャニーズWESTっぽい』とか『nineなのに7人って、関ジャニ∞みたい』などと、親近感を感じる者も増えています。ジャニ友の手前、表立っては祭nine.好きを公言できないものの、実はCDを買ったというケースも少なくありません。しかもメジャーアイドルにも関わらず、ジャニーズとは違ってリリースイベントでCDを買えばチェキ撮影などメンバーとの接触も可能とあって、気が付けば推し変していたという乙女が続出しているのです。さらにはメンバーの寺坂頼我が3月5日に『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演するなど、メディアへの出演も増えており、ただでさえ逆風続きのジャニーズとしては新参勢力の台頭に戦々恐々としているに違いありません」
なお前出の寺坂は明石家さんまから「ジャニーズに憧れてる人いるやろ?」と問われた時、Hey!Say!JUMPの山田涼介と即答。そんな態度もジャニヲタからは好感されているようだ。
(白根麻子)