2月13日に放送された亀梨和也主演のテレビドラマ「怪盗 山猫」(日本テレビ系)第5話の視聴率が7.9%だったことがわかった。同ドラマは初回から視聴率を下げ続けている。
「初回は視聴率14.3%という高い数字だったものの、第5話では7%台まで下降し、ほぼ半減する形となりました。今期、ここまで右肩下がりで数字を落としているのは『山猫』だけです。亀梨といえば、日本テレビの土曜21時枠では2011年の『妖怪人間ベム』で最高18.9%という高視聴率を叩き出し、映画もヒット。しかし、その後の『東京バンドワゴン』では視聴率6%台を連発。さらに今回の『山猫』でも低下が止まらない状況のため、このままでは業界から“低視聴率俳優”のレッテルが貼られてしまう可能性があります」(テレビ誌記者)
現在、亀梨は所属グループ「KAT-TUN」の活動休止や、主演ドラマの視聴率低迷など、決して順調とはいえない状況にある。
とはいえ、つい先日の「山猫」第2話の時点では、ジャニーズ事務所の先輩でもある草なぎ剛主演「スペシャリスト」(テレビ朝日系)さえも上回る、今期トップの視聴率を記録していた。それが今、なぜここまで視聴者から避けられる状況となってしまったのだろうか。
「視聴者から特に不評なのは、ドラマ後半の説教パートと言われる、亀梨が大声で過剰に喚き散らすシーンです。亀梨演じる主人公はエキセントリックな性格であるため、いつも異常なハイテンションで怒鳴るのですが、それがほぼ毎週続くため、視聴者は疲れてしまったのでしょう。もう少し感情を抑えたキャラを演じていれば、ここまで視聴率が下がることはなかったかもしれません」(前出・テレビ誌記者)
次回は裏のフジテレビが、フィギュアスケートを放送するため、ますます視聴率の苦戦が予想される「山猫」。今後、亀梨は最終回までに視聴率の巻き返しを図ることができるだろうか。
(森嶋時生)