門博文衆院議員との路上キス写真が週刊誌で報道され、衆院農水委で中川郁子農林水産政務官が謝罪したのは記憶に新しい。
なぜ、こうした政治家や芸能人の“路チュー”報道が後を絶たないのだろうか。誰かに見られるかもしれないとわかっていながら、どうして人は路チューをしてしまうのか?
路チュー経験のある女性たちに、その体験談を聞いてみたところ、女性の複雑な心理が垣間見えてきた。まずはそんな赤裸々な声を2パターン紹介しよう。
■pattern01:彼氏と燃え上がって‥‥
「彼氏の部屋から帰るときアパートの前で。離れたくないという思いで自分からしちゃいました」(21歳・大学生)
「彼氏の家に泊まりたいけど仕事があって帰らなきゃいけないときは、わかれ道でキス。愛情を確かめる儀式みたいなもの」(25歳・サービス)
「横浜の港で夜景を見ながら彼氏と。周りのカップルがしていて、それを見ていたら自分たちもしたくなったという感じ」(25歳・事務職)
基本的には路上であろうとどこであろうと「キスで愛情を確かめたい」という話が多く聞かれたのだが、場所によっては他のカップルに触発されて盛り上がってしまうケースもあるようだ。
ただ、彼氏以外の路チューはもう少し刺激的。
■pattern02:見られそうなドキドキ感が好き
「浮気相手との路チューは燃えます。お互いに恋人がいることを公言しつつ、飲み会の帰りに2人で路地に隠れてキス。他の人に見られそうで見られない、そんなシチュエーションを楽しんでいます」(27歳・SE)
「以前、上司と会社のビルの近くで何度かしました。不倫関係でしたが、会社の誰かにみつかるかもというスリルにハマっていた感じです」(28歳・建設)
このように、浮気や不倫に走っている女性からは「バレたら最後」という緊張感が興奮するという意見が多かった。
また、女性によっては路チューを戦略的に使っている人もいる。
「気になっている男性がいたら、こっちから手をつないで路チューに持ち込みます。路上でお互いスイッチが入ってしまえば、すぐホテルに移動できるのでラクなんです」(27歳・保育士)
なかなか煮え切らない男性に対しては、ホテルに誘う口実を作りやすくしてあげるために路チューするのも手ではある。肉食系女子を自認する人は、試してみる価値があるかもしれない。