大ヒット上映中の映画「翔んで埼玉」に出演中の女優・二階堂ふみ。埼玉県をとことんディスったこの映画では、東京都知事の息子・壇ノ浦百美という男役に挑戦した彼女が、今度は「女性の生理」を擬人化した、これまたぶっ飛びの映画「生理ちゃん」に主演するという。
「この漫画は、漫画家・小山健原作の短編WEB漫画で、累計1000万PVを獲得した『ツキイチ!生理ちゃん』を実写化したもの。女性の“生理”を擬人化した今までにない作品で、憂鬱な月に1度訪れる嫌われ者のような“生理ちゃん”と、女性たちとの関係をコミカルに描いている作品。二階堂は、主人公の編集者・米田青子役を演じます」(エンタメ誌ライター)
しかも物語では、ピンクのボディに真っ赤なリップという強烈なビジュアルの“生理ちゃん”。生理の悩みにどのように立ち向かうのか、シュールな展開が見どころとなっている。
「二階堂は今回の映画に臨むにあたり『思わずクスッと笑ってしまうシュールな世界観と、多くの女性が共感する身体の変化や人生のタイミングについて描かれている原作に惹かれました。実写版の生理ちゃん、楽しみにして頂けたらと思います!』と、意気込みを語っています」(前出・エンタメ誌ライター)
ネットでもこのニュースに早くも「えっまじ?生理ちゃんが二階堂ふみちゃん?なかなかの衝撃」「すーーーげえ、二階堂ふみなんだ!生理ちゃんー!」と、驚きの声が上がっている。
「二階堂といえば、2012年に出演した映画『ヒミズ』で、高い演技力が認められ第68回ヴェネツィア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞。2014年の映画『私の男』でも、数ある大物女優を押しのけて第38回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を獲得するほどの実力の持ち主。思えば振り切った「翔んで埼玉」の百美役も、二階堂でなければ成立しなかったかもしれませんね」(スポーツ紙記者)
しかしその一方で、今後の二階堂を心配する声も…。
「4月期に亀梨和也とW主演する木曜劇場『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系)では、警視庁捜査一課の中で若干27歳の若さで警部補に昇進した凄腕女性刑事、姫川玲子役を演じますが、『翔んで埼玉』の残像がチラついて落ち着いて見られないという声も聞こえてきています」(前出・スポーツ紙記者)
あまりにも役柄に振れ幅が大き過ぎると、観客がついていけなくなってしまうか!?
(窪田史朗)