森山未來「いだてん」で視聴者を虜にした“志ん生熱演”までの役作り

 視聴率の苦戦が伝えられるNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」。3月31日に第13話が放送されたが、その中で、若かりし頃の落語家・古今亭志ん生こと美濃部孝蔵が酔っ払って初舞台に上がる場面が登場、迫真の演技に喝采が寄せられている。

「1964年の東京オリンピックが実現するまでの激動の半世紀を描いた今年の大河ドラマ『いだてん』。森山演じる孝蔵は、“ぐでんぐでん”に酔っ払ったまま初高座に上がり、名人しか扱わない名作『富久』を語りますが、途中で眠りこけてしまう大失態。破天荒だった志ん生の若き日を演じる森山の鬼気迫る演技に、ネットでも『森山未來の、酔っ払いの富久、スゲー』『森山未來が最高すぎた1話だったね』『落語がうまいとかっていうよりあの世界の住人になっちゃってたな。有無も言わせない凄みというか』と、絶賛するコメントが躍っています」(スポーツ紙記者)

 森山は映画「世界の中心で、愛をさけぶ」「モテキ」「苦役列車」などで数々の映画賞を受賞してきた実力派。歌舞伎俳優・市川海老蔵や、女優・吉永小百合といった大物のファンも多く、演技力は折り紙付き。しかし、今回の孝蔵役ではかなり苦労したという。

「若き日の志ん生こと孝蔵は、資料も少なく役作りが大変。また神戸出身の森山が、のちにビートたけし演じる志ん生をできるのか、落語指導の古今亭菊之丞にも相談を持ちかけていたようです。しかし、一度か二度の稽古で噺を覚えてしまうなど、見事に役を演じきっていました。不評の大河ドラマ『いだてん』にあって、森山のファンも急増中。ネットでは今回の大河ドラマは、中村勘九郎、阿部サダヲ、そして森山の3人が主役だという声まで出始めています。テコ入れをするよりも、森山演じる孝蔵の出番を増やす方が、視聴率アップにつながるのでは…」(前出・スポーツ紙記者)

 視聴率の回復に大慌ての大河ドラマ。森山演じる志ん生こそ、V字回復するための起爆剤ではないのか。

(窪田史朗)

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