加護亜依が2月16日、今月末のライブを最後にアイドルグループ「Girls Beat!!」から卒業すると発表した。加護はオーディションで募集したメンバー二人とGirls Beat!!を結成し、2014年7月にデビューライブを開催。だがわずか1年半足らずで、言い出しっぺの加護がグループを放り出す形となった。アイドル誌のライターが説明する。
「最近の加護は念願の事務所所属を果たし、今月には舞台で主演を務めるなどソロでの芸能活動を本格化させています。そうなると、将来性のないアイドルグループは足かせでしかないと考えるのも当然でしょう。本人はブログで『前向きな卒業です』とアピールしていますが、自分のことだけ考えていれば前向きに決まっていますよ。取り残される形になった他のメンバーにとっては気の毒ですが」
そんな加護は卒業についてメンバーとも相談したとのことだが、実際には一方的な脱退通告だった可能性が高そうだ。もっとも離婚問題のいざこざが原因で、グループの活動にもほとんど参加できていなかったことを考えれば、残された2人にとっては肩の荷を下ろせたというのが本音かもしれない。アイドル誌のライターが続ける。
「このGirls Beat!!を始めた時の加護は、それはもう力が入っていたものです。当時のブログには『何度も悔しい想いしてきたからこそ今がとても幸せにも感じる』と書いていたほど。そんな気持ちもソロ活動が活発になるにつれて薄れていったのでしょう。この調子では、現在のタレント活動が不調になった時に、どんな言い訳をするのかが見ものです」
今月には28歳の誕生日を迎えた加護。2年前のグループ結成時には「私は負け組でもなければ勝ち組でもない」と綴っていたが、現在は勝ち組になりつつあると自覚していることだろう。年齢を重ねたことで覚えたのは、打算的に振る舞うことだったようだ。
(金田麻有)