4月15日に放送されたAbemaTVのトークバラエティ番組「おぎやはぎの『ブス』テレビ」に、にゃんこスターのアンゴラ村長が出演した。
同番組のテーマは“紅一点ブス”について。さまざまなシチュエーションで、冴えない男軍団の中で紅一点の存在になるブスの“あるある”についてトークを進めた。大久保佳代子らとともに“ブス枠”として出演したアンゴラ村長は、お笑い芸人という男が大半を占める世界にいるため、結果的に紅一点になりがちな自身の経験を元にトークを展開。
「お笑い芸人を中心にブスなメンバーが集まる番組で、地味で小汚い服装で出演する方が多い中、アンゴラ村長はジャージ姿とはいえ上下ピンクの小ぎれいな格好で、ひな壇の中でも一番目立っていました。キングオブコントで売れる前はもっと地味だったようなんですが、売れてメイクさんがつくようになってメイクの仕方を覚えたそうです」(テレビ誌ライター)
そして、アンゴラ村長におけるひとつの“声明”が、物議を醸したようだ。
「アンゴラ村長は、『女として性の目線で男芸人に見られたくないから、わざと低い声で話したり、女を出さないようにしちゃう。飲み会でカルーアミルクを頼みたくても瓶ビールを頼んじゃう』などと、“紅一点ブス”にありがちな状況におかれても、そこに甘えたくないと女芸人としての真面目さをにじませてトークを進め、矢作に『ネタをやるときって、男の芸人を笑わせようって目線でやるの?』と聞かれ、『性とか女のことで笑わせようとはしたくない、性を武器にしたくない。そういうことをしてる女芸人を見て自分を戒めてます』と答え『ストイックなんだね』と矢作を感心させていました」(前出・テレビ誌ライター)
こうしたトークを繰り広げたアンゴラ村長にネット上は、「は?武器にしてるだろ」「相方と恋人同士ですってオンナをプンプン匂わせてるだろ」「すべてがブーメランになりそうなことばっかり言ってるね」「小汚い出演陣の中で、ひとりだけ妙に色気づいた格好してるし、ワイプで唇すぼめてアピールしてたろ」「可愛いアピールの芸風は女を武器にしてるってことでは?」「相方のスーパー3助とのイチャイチャした感じの芸風とか、ある意味女を武器にしてると思うけどな~」など、総ツッコミ状態の反応が寄せられている。
「現状におけるアンゴラ村長への関心は“意外と可愛い”という点の比重が多く、ブレイクネタの『リズムなわとび』でも、スーパー3助による『いい脚してるね~』なるセリフもあることから『性を武器にしない』という発言に違和感を覚える視聴者が多かったのでしょうね」(前出・テレビ誌ライター)
その矜恃、ぜひネタとして昇華させてもらいたいものだ。
(石見剣)