46歳の木村拓哉が生徒役に?
4月21日に配信されたネット番組の「木村さ~~ん!」にて、木村がアニメ系の専門学校を訪れた。番組ではディレクターが学校受付で「体験入学お願いします」と話しかけ、木村が「え?入学?聞いてないよ」と驚く場面も。その後は生徒たちと共に「アメンボ赤いなあいうえお」と発声練習にも挑戦し、最後は番組のタイトルコールを一緒に録音していた。
その木村はアニメ映画「ハウルの動く城」で主役・ハウルの声を務めた実績もあり、ファンからは「体験入学って、講師じゃないの?」と疑問の声もあったものの、視聴者にはおおむね好評だったようだ。その体験入学について、芸能記者が指摘する。
「まさかキムタクが若手芸人と同じような仕事をするとは驚きました。番組中では木村が宮崎駿監督との思い出を語るなど貴重なシーンもあったものの、本来なら46歳の木村はこういった仕事を受けるステージにはないはず。以前、テレビ朝日の特別番組『帰れま10』に参加した時には、『キムタクがこんな仕事を受けるのか!?』と驚かれたものです。しかも今回は地上波ではなくネット番組ですからね。ただジャニーズでは最近、キムタクに限らず、他のタレントもこの手のバラエティ番組に出演しており、時代の変化を感じさせます」
たとえば山Pこと山下智久は、4月11日放送の「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」(TBS系)にて、ファンの高齢女性とサプライズデートするという企画に出演。お相手が68歳ゆえ視聴者も好意的に受け止めていたが、これまでなら高齢とは言えファンの女性が山Pに抱き着くシーンなど放送されることもなかったはずだ。
こちらについても20代の若手メンバーならともかく、34歳の山下がバラエティ番組のサプライズ企画を受けたことに驚く声は少なくない。そんなキムタクや山Pについて、芸能記者が続ける。
「これらのバラエティ番組出演には、いまやジャニーズで実務面を取り仕切るようになった滝沢秀明の『たとえベテランと言えど、やるべきことはやってもらう』という強い意志を感じるファンも少なくありません。すなわち“タッキー体制”の表れであり、それこそ中居正広の『ナカイの窓』(日本テレビ系)と『中居正広の身になる図書館』(テレビ朝日系)が番組を終了したのも滝沢の決断だと噂されています。いまや滝沢には所属タレントの生殺与奪権が与えられており、その対象はベテランや人気メンバーも例外ではないということになりそうです」
もっとも木村や山下のバラエティ出演がファンに好評であれば、滝沢の判断は正しいと言える。今後、どのメンバーが何をやらされるのか。ファンの期待と不安はますます高まることになりそうだ。
(白根麻子)