2018年末のフィギュアスケート全日本選手権で2位を獲得し、みごとな復帰を遂げた高橋大輔選手。19年度も現役続行を宣言。4月25日には特別強化選手に復帰することも決定した。果たして、ファンにどんな演技を見せてくれるのか。早くも期待は高まっている。
「演目ですが、2018年のFS曲だった『ペール・グリーン・ゴースツ』の完成形が見たいというファンの声が多いとのことで、来季のフリーは続行し、SPだけを新しくするようです。高橋選手は、SPの曲目は雰囲気の違う曲にしたいそうで、最近はスローな曲が多かったのでアップテンポな曲を選びたいと思っているのだとか。ただ、7月には宮本亜門演出のアイスショーがありますから、まずはそちらに全力を傾けて、それから振り付けをしてもらうことになるのかもしれません」(スポーツライター)
そしてファンにとって気になるのが、来季の試合のスタイルだ。
「昨年は、全日本選手権2位という、世界選手権の代表としての派遣も可能な、立派な成績をおさめましたから、世界選手権出場を期待したファンも少なくありませんでした。そんなファンにとっては、次のシーズンこそGPシリーズや世界選手権などの参戦を視野に入れて活躍してほしいという要望も大きいのです。現在のところ、高橋選手は国際大会の出場については消極的な様子だと聞いていますが、いずれにしても今後については、関係者と話し合いを持ったうえで高橋選手自身が予定を決めるそうです」(女性誌記者)
確かに、8月にスタートする来季に間に合わせるには、7月に大きなアイスショーがある高橋選手にとっては、少々ハードルが高いのかもしれない。
それでも、やはり「世界で活躍する高橋大輔」を追い求めてしまうのが、ファン心理というもの。ぜひ、魅力的な滑りを世界に披露してほしいものだ。
(芝公子)