メンバー全員が平成生まれということで2007年に結成されたHey!Say!JUMPだが、元号が令和に改まったタイミングで、メンバーの中島裕翔がグループを脱退するのではないかという5月12日の「日刊ゲンダイDIGITAL」の記事に、ファンの間で議論が沸き起こっているようだ。
「記事によると、中島は“ポスト岡田准一”“ポスト木村拓哉”と評されるほど、事務所内の評価を受けていて、本人も、もっと俳優業に力を入れた活動をしたいようですね。昨年10月期の『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)で織田裕二の相棒役を好演したのは記憶に新しいですが、近年『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(フジテレビ系)で主演や、『母になる』(日本テレビ系)で児童福祉司役を熱演したりと、確かな手応えを掴んでるようです。実際に脱退の動きがあるのかどうかはわかりませんが、そのように考えていても不思議ではありません」(テレビ誌ライター)
この一報を受けたファンの間でも「中島君は演技力もあるし、俳優の方が向いてると思う」「Hey!Say!JUMPの中でもひとりだけ背が高くてスーツが似合う大人の雰囲気だし。グループ抜けても問題なさそう」「Hey!Say!JUMPにいても、背が小さい3人の引き立て役みたいになってて何だかなという感じだし(笑)」「このままグループにいて音楽と俳優のどっちつかずになるよりは、スパッと俳優業に専念する方がいいんじゃないかな」など、意外なほどに肯定的な意見が散見されている。
その一方で、やはり中島のグループ脱退の噂に悲しむ意見も。「え、Hey!Say!JUMPでは中島くん担当の私の立場は…」「中島くんはスラッと背が高くて大人っぽい雰囲気で、他のメンバーとはちょっと違った雰囲気なのがよかったのに。中島くんが抜けたら、似たり寄ったりのメンバーばかりになってしまう」「アイドルとして応援してたので、コンサートで会えなくなるのはツラすぎる」「テレビじゃなくてライブで見ていたいのに」といった声には、中島も後ろ髪を引かれるに違いない。
時代が令和に替わり、平成の名を冠したグループにとっても、変革の時代がやって来たということなのだろうか。
(石見剣)