日本テレビで放送されている古田新太主演のドラマ「俺のスカート、どこいった?」。古田が演じるのは、女装家の高校教師・原田のぶお。強烈なキャラクターに驚く生徒達をものともせず、彼らが抱える悩みや問題を受け止め、ユニークな発想で解決していく姿が面白いと評判。そんな中注目を浴びているのが古田の着用しているファッションだ。
「おかっぱのカツラに濃い目の化粧、緑や黄色をあしらったカラフルなブラウスやスカート、首元には派手なスカーフを巻くなど、毎回様々なファッションで登場。その姿はまるで60年代に流行した“モダンレトロ”のようでもあります」(女性誌記者)
視聴者の中には毎回、原田のファッションを楽しみにしており、ツイッターでは「のぶお先生のファッションも楽しみの1つになってる」といったコメントも上がっている。
「このドラマの人物デザイン監修および衣装デザインを手掛けているのは、映画『シン・ゴジラ』や、ファッション雑誌の業界を舞台にしたドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)、NHK大河ドラマ『龍馬伝』など、多くを手掛けたビューティーディレクターで人物デザイナーの柘植伊佐夫氏です」(前出・女性誌記者)
テレビ誌「ザテレビジョン」のネットサイトでは、5月3日の配信で柘植氏に同ドラマの衣装についてインタビューしている。そこで柘植氏は衣装のテーマについて「『シックスティーズ(60’s)』です」とコメント。また、衣装は一般でも買えるものなのか尋ねられると「衣装はオリジナルで製作しているものを中心に、部分的に既製服も組み合わせています」と、ほぼオリジナルであることも明かしている。
「近年、ファッション業界では“リバイバルブーム”が起きており、50年代~60年代ファッションが注目を集め、過去のテイストに回帰したアイテムが続々と発売されています。そうした意味でこのドラマは、今後ひょっとしたら“ファッションリーダー”的ドラマになる可能性がありますね」(ファッション誌ライター)
ネットではドラマが放送される度に「俺スカの古田新太が着てるような服を着たい」「俺スカの古田新太が着てる服が可愛くて欲しい」といったコメントの他、「俺スカの古田新太さんのリップの色可愛い…高発色オレンジリップ欲しい」など、メイクアイテムにも注目が集まっている。この夏は、ひょっとしたら“原田のぶおファッション”が流行するかも!?
(窪田史朗)