クオリティの高い音楽番組として愛され、50年以上の歴史を持つ「MUSIC FAIR」(フジテレビ系)の新司会を、女優の仲間由紀恵と同局の軽部真一アナウンサーが務めることになった。
仲間はこれまでも「NHK紅白歌合戦」や「輝く!日本レコード大賞」(TBS系)などの司会を務めたが、レギュラー音楽番組の司会は初めて。
ネット上ではこの一報に、「レギュラー番組の司会を受けたとなれば、すぐに産休というわけにはいかない」「子作りを断念したか?」といった声も寄せられているが、今回のキャスティングについて芸能ジャーナリストは「むしろ、仲間にとっては願ってもないオファー」と話す。
「2014年9月に俳優の田中哲司と結婚した仲間は、その後仕事をセーブしていました。妊娠の可能性を考えてのことでしょうが、そこで音楽番組の司会業はいいタイミングですね。女優業と違い体を酷使することもありませんし、『MUSIC FAIR』はヒット曲を追う番組ではないから、仮に妊娠したとしても“撮りだめ”しておくことが可能で、番組に迷惑をかけることもない。フジテレビ側としても逆に話題性につながるメリットもあるでしょう」
さらに、仲間を起用しているスポンサーにとってもメリットがあるという。
「スポンサーにとって、起用した芸能人のメディア出演が減るのは困ったことですが、レギュラー番組に出演しているのはありがたいこと。ただ仲間は現在、お酒のCMに出ているので、妊娠となれば降板することになると思います」(前出・芸能ジャーナリスト)
音楽番組の司会には定評のある仲間。4月からの「MUSIC FAIR」を楽しみにしているファンは多いことだろう。
(李井杏子)