お笑い芸人の入江慎也の仲介で、振り込め詐欺集団の忘年会に参加したよしもとクリエイティブ・エージェンシーの宮迫博之、田村亮、レイザーラモンHG、ガリットチュウの福島善成。さらにワタナベエンターテインメント所属・ザブングルの加藤歩と松尾陽介も出席していたことがわかった。
反社会的組織であることと事務所を介さない“闇営業”だったことで波紋を呼んだこの一件だが、本業ではない仕事ということならタレントやテレビ局のアナウンサーもやっていると芸能ジャーナリストはいう。
「元テレビ朝日の雪野智世アナが在局中は『アルバイトOK』だったと雑誌で証言しています。元TBSの新井麻希アナは、事前に上司の許可が必要と前置きして『10万円を超えたら1割を会社に払うという規則』だったそうです。アナウンサーの場合は、主にイベントや結婚式の司会ですが、芸人やタレントは結婚式や2次会の賑やかし要員として声がかかる。旬を過ぎた芸能人にとっては、貴重な収入源となることもあるんです」
ただし、その集まりが反社会的組織に関連していれば“黒い交際”が疑われるのは当然だろう。
「入江は『詐欺集団とは知らなかった』と自身のSNSで弁明し、金銭の授受については言及していません。けれども、これだけ大人数の人気芸人が、無関係の人のためにタダで参加とは考えにくい。もし、これが無料で参加したとすれば、何か弱み握られているなどそれなりの理由があるはず。無料だと強弁するほうが、つながりが濃く闇も深いことになるんです」(前出・芸能ジャーナリスト)
金品を受け取っていたなら、それは一時所得となり税金の対象となる。事務所は徹底的に追及する責任があるのではないだろうか。