梅雨といえば、家の中はジメジメしていて鬱陶しいですよね。それに、キッチンや冷蔵庫内などではカビのリスクも! そこで、梅雨時期のキッチン周りのカビ対策をご紹介しましょう。
■換気をよくする
住宅におけるカビ研究の第一人者とされる、エフシージー総合研究所(FCG総研)取締役の川上裕司農学博士によると、カビの原因となる湿度に注意することが一番なんだとか。カビの繁殖スピードを加速させる湿度といわれる80%を超えないように、換気を意識し、風通しをよくするのがよいそうですよ。
■野菜は洗ってから収納する
川上博士は、生鮮野菜や果実についているカビの胞子が発芽して繁殖しないよう、ナス・キュウリ・トマトなどは収納する前に洗って汚れを取り除いておくのを勧めてます。
■卵はケースのまま冷蔵庫に保存
平成暮らしの研究会による「家事の裏ワザ・隠しワザ」(河出書房新社刊)では、卵の殻には細菌やカビがついている可能性があるため、買ってきたらケースから出さずに冷蔵庫の下のほうに置くのを勧めています。冷蔵庫の卵収納スペースに入れてしまうと、ドアの開閉のたびにカビの胞子などが他の食品にふりかかる可能性があるからなんだとか。
梅雨のシーズンには、ぜひこれらの方法を駆使して、キッチン周りのカビをしっかり予防したいものですね。