人気バンド・Mr.Childrenの桜井和寿が新居騒動に見舞われているという。6月14日発売の写真週刊誌「フライデー」によると、桜井は18年夏に東京・世田谷区の高級住宅街に豪邸を建設。敷地は226坪におよび、バレーボールのコート4面分を超える広さだ。
記事によると、近隣住民に説明なく工期が延期されたほか、建築時の騒音も酷かったとか。また外壁の高さが5メートルあることから周囲の日照も悪くなり、周りの草木が枯れてしまうという。そのため住民グループが5回ほど工事現場に抗議に行ったというのだ。
「高級住宅地では地元住民が紳士協定を結んでいるケースがあり、高い壁がそれに反していた可能性が考えられます。ただ法律的には建築基準法をクリアしていれば問題はないので、古くからの住民と転居してきた新住民が揉めることは珍しくありません。また桜井邸はいわゆる旗竿地に建っており、四方すべてを他の家屋に囲まれているので、日照トラブルも不可避だったのではないでしょうか」(週刊誌記者)
引っ越しの際には桜井が家族連れで近隣に挨拶し、高級メロンを持っていったものの、中には受け取りを拒否した家もあったという。この豪邸トラブルに心を痛めるミスチルファンも少なくないが、一部には今回の件が、ミスチルの人気曲を地で行っているとして沸き立っているようだ。音楽ライターが指摘する。
「ミスチルの32ndシングルにして、北京五輪のNHKテーマソングにも選ばれた『GIFT』になぞらえ、『ギフトが拒否られた!』と盛り上がるファンが続出しています。さらに同曲の歌詞をもじって『次回は〈受け取ってくれるかな♪〉』とか、問題の壁については『これがホントの〈ぶち当たった壁の前♪〉』など、もはや大喜利状態。日照問題に至っては〈〈降り注ぐ日差しがあって だからこそ日陰もあって♪〉〉と、そのものズバリの歌詞があるのですから、ミスチルファンなら勘づくのも無理はなさそうです」
桜井としても「気に入るかな?受け取ってよ♪」とばかりに、高級メロンを受け取ってもらいたいのではないだろうか。
(白根麻子)