6月29日に放送された「もみ消して冬2019夏~夏でも寒くて死にそうです~」(日本テレビ系)。言わずと知れた、2018年1月期に放送された「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」(日本テレビ系)で世間を笑いの渦に引きずり込んだ北沢家の面々が、1年3カ月ぶりにスペシャルドラマとなって帰ってきたのだ。
連続ドラマでは、山田涼介演じる主人公のエリート警察官・北沢秀作が、実は北沢家の次男ではなく“吉田邦夫”であることが判明。さらに本当の“北沢秀作”の軽はずみな行動により秀作(山田)は逮捕され、半年間も拘置所に拘留。しかし波瑠演じる毒舌弁護士の姉・知晶の尽力により執行猶予がついて北沢家に帰宅。小澤征悦演じる天才心臓外科医の兄・博文、中村梅雀演じる女性関係に奔放な父・泰蔵らに迎え入れられ、初めて家族の温かみを知るという内容だったため、続編制作は厳しいだろうと言われていたのだ。
「今回のスペシャルドラマに、大変喜んでいる『もみ冬』ファンが多いのだとか。山田は今作の“秀作”のような不憫な役どころが実にハマリ役です。波瑠も小瀧望演じる尾関に蹴りをガンガン入れるような責め好き女子ぶりがハマッているし、小澤や中村もコミカルな演技を心底楽しんでいるように見えます。今回のスペシャルドラマが好評だったことと、これを機に新たな北沢家のスキャンダルが生まれそうなことから、シリーズ化する可能性を大いに感じます」(テレビ誌ライター)
出演者が楽しそうに演じるドラマは視聴者に伝わるもの。「もみ冬」の次回作に期待したいところだ。